ほのづきの「ほ」

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「斜めの塔」(歌詞編)

おひさしぶりです。ほのづきです。

新曲を上げました!BIRUGEさんこと、ケロさんとのコラボ作品です!!なかなか順調な伸びをみせております。




今回はこの「斜めの塔」の歌詞について書きたいと思います。楽曲などについてはまた後日あらためて。

■概要
まずは全体の概要から。初音ミク Sweet Trio、つまりSweetの3声がメインボーカルの、(なんちゃって)オーケストラ曲です。2管編成を基本として、そこにアコーディオン、ギター、ベース、サクソフォン・カルテット、その他録音した効果音、などを加えています。絵はケロさんに描いてもらいました。とても可愛いsweetたちにニヤニヤしながら作業が進みました^q^このあたりのことについてはまた後日。

6月6日22時37分投稿。翌朝のカテラン(デイリー総合)で65位、その翌日には23位で、コトバノハコを大きく超えて自己記録となりました。ありがとうございます。

■詞
詞の主なモチーフは、斜めの塔を作りつづけるsweetたちです。この斜めの塔は、イタリアにあるピサの斜塔のことです。ここで昔、科学者のガリレオ・ガリレイが物体の落下について実験を行い、有名な落体の法則(物体が自由落下するときの時間は、落下する物体の質量には依存せず、また、物体が落下するときに落ちる距離は、落下時間の2乗に比例する←Wikipediaより)、という話が残されています。これが、この曲の基本的なベースになっています。

sweetたちはなぜ塔を作っているのか?それは、ガリレオが将来そこで実験をし、落体の法則を発見できるようにするためです。そのような法則が成り立つことがわかれば、誰の涙も同じ加速度で落ちることを、みんなが知れる。それによって、涙をすくえる。そう考えて、塔をせっせと作っています。

「accelerando」は音楽では「だんだん速く」という意味で、「加速度」に対応するものとして出しています。「みんなの涙が同じaccelrandoでふわりふわりと落ちてゆけるようにしよう」というのは、だからちょっとおかしい表現なんですね。だって科学法則は、人間がそれを発見してもしなくても成り立っているようなもののはずだから、斜めの塔を建てようと建てまいと、すべての涙は同じaccelerandoで落ちるはずです。

この点について述べだすとキリがないので、簡潔に書けば、sweetたちが目指しているのは、人々が目の前の涙を受け止めようと思えるようにする、ということです。そのためには、落体の法則が成り立っているだけではなく、それを人々が自覚している必要があり、ガリレオにその役割を任せているわけです。「ふわりふわり」は、涙の体感速度を表わしていて、受け止められると思っているならば、涙は「ぽつりぽつり」ではなく、「ふわりふわり」と落ちていくんじゃないかな、っていうような意味合いです。

あと、この曲のもうひとつの側面は、言ってみれば「労働歌」としての側面です。

この曲は、東日本大震災被災地支援プロジェクトである#charity_songへの参加曲として作りました。しかし、僕には被災地の方の気持ちは計り知れないし、それゆえ無責任な言葉になってしまいそうで、励ますようなメッセージを書けそうにもありませんでした。他方、いろいろな場面で、被災地ではない地域、さらには海外でも、さまざまな情報や言葉が飛び交う中で傷ついている人がいるのを見ました。そういう中で、被災地/その他の地域という線引きとはちょっと違う形で、もっと全体的な形でメッセージを伝えられないかな、と思ったのです。

そこで2番以降では、積極的に人間全般について歌っています。

Andantinoは音楽用語で「Andanteよりやや速く」という意味で、Andanteが「ゆっくり歩く速さで」ですから、Andantinoはだいたい普通に歩く速さと考えてよいと思います。自分の歩く速さで、石を運んでいく、それが大事なことであり、この曲はそんなsweetたちの労働歌なわけです。

「世界の誰だって~」のところは、海外でも同じ、ということ。先ほど触れた通り、海外でも震災で傷ついている人がいます。その人に少しでも伝わればいいと思って、書きました。

ところで、「普請中」という言葉を始めて聞いた方も多いと思います。「普請中」は「工事中」という意味で、森鴎外の小説『普請中』から拝借しました。その小説の中にこんなセリフがあります。

「日本はまだ普請中だ」

政治・経済の混乱も含め、日本はまさに普請中と言ってよいと思います。じゃあ、どうするかといえば、自分の運べる石を運ぶしかない、それでいいし、それが大事だと考えています。

やや長くなりましたが、以上が歌詞についてのちょっとしたコメントです。もちろん考えていること全部を書いたわけではないし、そもそも考えがまとまっていない部分もあるし、また、意図的に伏せている部分もあります。そこはまた曲を聞きながら、いろいろ想像してもらえれば、と思います。


質問はツイッターでもブログのコメントでもなんなりと!
次回は、「斜めの塔」の楽曲や動画について書く予定です!!


--------以下、歌詞---------

「斜めの塔」

おはようこんにちは、いい天気
飛び回り放題だね
今日も"under construction"「工事中」
白い石を運ぼう

翼広げ、よく念入りに伸びをしたら
みんな集まれ、設計図もチェック
さあ準備はOK?

みんなの涙が同じaccelerandoで
ふわりふわりと落ちてゆけるようにしよう
少し斜めのこの塔の階段を
(少し斜めのこの塔の階段を)
(少し斜めだけれども)
ひとつひとつ運ぶよ
(さぁ運ぼう)
(歌いながら運ぶよ)
「いち、に、さん、しのご!」

Lodiamo, lodiamo, Galilei, ya! O, Galileo Galilei, ya!

トンテンカンテントンテンカン鳴り響く
いろんな工具の音
だってまだこの塔は普請中
強い意志で作ろう

落ちる場所も時も理由も違うのなら
みんなそれぞれ目の前の涙
受けとめられるように……

僕もあなたも同じAndantinoで
進む小さな斜めの塔なんだから
少し不器用でちょっと崩れやすいけど
(少し不器用でちょっと崩れやすいけど)
(少し不器用だけど手をとりあい)
力を合わせてゆこう
(一緒にゆこう)
(さぁ、ゆこうよ)
「いち、に、さん、しのご!」
Lodiamo, lodiamo, Galilei, ya! O, Galileo Galilei, ya!

みんなの涙が同じaccelerandoで
ふわりふわりと落ちてゆけるようにしよう
少し斜めのこの塔の階段を
(少し斜めのこの塔の階段を)
(少し斜めだけれども)
ひとつひとつ運ぶよ
(さぁ運ぶよ)
(歌いながら運ぶよ)
「いち、に、さん、しのご!」

世界の誰だって同じAndantinoで
進む小さな斜めの塔なんだから
Falling, falling down from these little leaning towers,
(Falling, falling down from these little leaning towers,)
(Falling, falling down from these little leaning towers,)
our tears will be falling down at the same "accelerando"!
(so, falling down at the same "accelerando"!)
(falling at the same "accelerando"!)

みんなの涙が同じaccelerandoで
ふわりふわりと落ちてゆけるその日まで
少し斜めのこの塔の上から
(少し斜めのこの塔の上から)
(少し斜めのこの塔の上から)
大きな声で歌うよ
(さぁ歌うよ)
(歌うよ)
「おはよう、こんにちは!」

Lodiamo, lodiamo, Galilei, ya! O, Galileo Galilei, ya!
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  1. 2011/06/09(木) 05:19:08|
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