超お久しぶりです、ほのづきです。
超と言えば、ニコニコ超会議の超ボーマス、参加してきました。新譜出しました。
二日間のうちの二日目に参加しました。二日目はスペース数が少なく、ボマス会場はうら寂しい感じになるのでは、と危惧していました。
が、そんなことはなく、大盛況。混乱が起きるほどの混雑でもなく、賑やかさを楽しむのにもっとも適した混み具合だったのではないか、と思ってます。
我らがスペース「ハンペン甲子園」にもたくさんの方が足を運んでくださり、色々な方とお話しができて、本当に楽しい時間でした。
参加者の方々、スタッフの方々、お疲れ様でした!
今回は当日の頒布物のまとめ的なものを。
まず、僕の新譜から。
「Sweet Splash!!!」というタイトルで、前作Sweetopiaに続く初音ミクSweetオンリーアルバムの第二弾になります。ほのづきの二枚目のアルバムです。
前7曲で全曲ともにこのCDが初出です。
クロスフェードはこちら↓
今回は曲もデザインもガラッと雰囲気一新です。
ジャケットやCDのデザインは前回と同じくふゆまるが担当。
今作から、ほのづきとふゆまるの二人で「Agemusha」というサークル名で活動することにしました。読み方は「あげむしゃ」です。落武者じゃない方です。さげむしゃでもありません。これからどんどん(何かそれ的なものを)上げていくぞという、漠然とした期待が込められた渾身の命名です。二人でサイゼリアでコーヒーゼリー食べながら考えた、渾身の命名です。
そうして出来上がったジャケットはこちら↓
「アニメ絵で空から落っこちるミクSweetがいいなぁ」と言ったら、ばっちり注文どおり。
表題曲では前作のSweetopiaとつながるひとつの物語を想定しているのですが、そこでこれからストーリーが始まるときの、重要なシーンを鮮やかに描いてくれました。彼女はこの後、海にばしゃーんと落ちます。その水しぶきから「Sweet Splash!!!」と名づけました。
今回はサウンドとして今まで使ったことがないものを意識的に使っていきました。
CDの帯のキャッチコピーは「初音ミクSweetはささやくだけ!じゃない!!」
ミクSweetがあまり使われないジャンルで、Sweetの新しい魅力を引き出したいと思って作りました。
それが少しでもうまくいってたらいいな、と思います。
6曲目はいつものPの曲をアレンジさせていただきました。「君に捧ぐ」という曲で、いつものさんの最初期の曲です。この曲を知ったのは2年以上前ですが、今でも大好きで、いつかアレンジしたいな、と考えていました。原曲よりもテンポを上げて、アニソンっぽい構成を意識し、サイリウム片手に編曲しました。
いつものさんの曲はどれもオススメなのでぜひ。
今回はギターやベースの録音にも挑戦しました。ギターは、アコギ、エレキの他に、クラシックギターも使ってます。ぜひそのあたりも楽しんでいただければ嬉しいです。
そして、Sweet Splash!!!は本日から委託販売が始まりました。
Sweet Splash!!!(とらのあなの通販ページ)(大富豪の助力でもない限り)売り切れた際の追加販売は当面ないと思うので、確実に欲しい方はお早めにどうぞ。
超ボーマス当日に頒布したものは、ほのづきの新譜だけじゃありません。
まず、Agemushaとしては、ふゆまるのポストカードを頒布しました。
こちらもSweetopiaシリーズに位置づく作品。ミクSweetたちの新しい世界が開かれています。
今後、Sweetopiaシリーズはここから何か発展するような気がしています。(なんとなく)
そして、今年もやりました、やってやりました。ハンペン甲子園。
ハンペン甲子園とは、ケロさんこと
BIRUGEさんとほのづきの合同サークルの名前から飛び出した企画のこと。
去年に引き続き、CDを全力で作り、当日100円で全力で頒布しました。
今回は劇場版ハンペン甲子園の劇中歌CD。
BIRUGEさんが一曲目の昭和歌謡風の曲の作曲と、全体のCDデザインを担当。
僕は、二曲目のアイドルポップ風の曲の作曲作詞と、一曲目の作詞を担当しました。
うん、今回も満足の出来。当日はBIRUGEさんも僕も、各自の新譜のことは忘れて、ひたすらハンペン甲子園の名前を連呼しておりました。
その
犠牲甲斐もあってか、ハンペン甲子園の新譜は完売。お手にとっていただいた方、ありがとうございました。
劇場版はわりとストーリーがちゃんと頭の中で固まっており、なにか別の形で発表できたらいいなぁ、と二人で妄想しています。
劇場版「ハンペン甲子園 ~鮭とポニテの歌合戦~」の特設サイトは
こちらそうそう、当日はBIRUGEさんの新譜「明日も良い日になるでしょう」も同じスペースで頒布しておりました。
5曲目に僕の最初の作品「キャッチボールをしようよ」のアレンジを収録していただいております。
曲作りの右も左も分からない状態で作った拙作が、綺麗にブラッシュアップされ、BIRUGEさんの細かいところまで行き届いたアレンジが光ります。
他の収録曲も貫禄の出来。やはり6thアルバムは伊達じゃない!
特に印象的だったのは、爽やかさがさらにパワーアップしている点です。
まさしく、これからの季節にぴったりな雰囲気。
こちらも、もうすぐ委託販売が始まると思うのでぜひチェックしてください。
では、今回はこの辺で。みなさま、良いGWを。
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- 2013/05/01(水) 12:52:19|
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4ヶ月以上も放置してました、お久しぶりです、すっかりミルキアンなほのづきです。
先週末、
FRENZ2012という動画上映イベントに行ってきました!
そして今週末、そこで上映された新作の動画が投稿されます。
動画は冬もぐらさん作。
曲は、はやくPさんの「Parade Song」をほのづきが編曲した「Parade Song(sweet remix)」です。
このアレンジバージョンはボーマス20で頒布したアルバム「Sweetopia」にも収録されています。
どうぞお楽しみに。
はやくPさんの素敵な原曲の動画はこちら。もう、本当に大好きです。
「
FRENZって何?」という人のために、少々。
FRENZは毎年一回開かれる、ネットを中心に活動している動画作家さんたちの新作上映会です。
上映会といっても、みんなで食べたり飲んだりしながらワイワイ見るという感じ。
動画のジャンルは様々で、アニメあり、モーショングラフィックあり、3Dあり、実写あり。
ボカロや東方、オリジナルの短編ドラマ、ミュージックビデオ、あるいは実験的な作品まで、内容も多種多様です。
普段は自分であまり見ない種類の作品の魅力に気づくことができます。
……っていうか、もうとにかくめっちゃ楽しいんですよ!
何よりも、会場の雰囲気がすごくいい!
笑いたいときに笑えるし、泣きたいときに泣ける。
作者の方が会場にいる場合も多いので、自分の思ったことを作者さんにすぐにその場で面と向かって伝えることもできる。
また、作品を流した直後に作者の方が前であれこれ話しをする時間もあり、制作の裏話しやら、こだわりやら、
締め切りをどこまでぶっちぎったかとか、Flash派かAfter Effects派かとか、色々な話しが飛び出す。
そういう話しを、から揚げ丼食べながら、レッドブルやバーンやモンスターのウォッカ割りを飲みながら、聞くことができる。
そんな場所はここしか知りません。
僕がFRENZを知ったきっかけは、去年、冬もぐらさんの動画作品に「こうして僕、幸せが生まれた」を使っていただいたことです。
そのときの動画作品がコレ↓
このときに二日目深夜の部を見に行ったわけですが、もう、それで感動して、動画制作の道にちょっと片足をつっこみ始めたわけです。
それで拙作「theoful」では自分なりにaviutlで動画も頑張って作ってみた次第です。
まだまだですが。
そういえば、レンダリングというものの恐ろしさの片鱗を見たのも、この作品でしたね……。
今年もすっごく刺激を受けたので、諸々落ち着いたら、動画とか曲とか色々とりかかりますよー。
まずは今週の動画投稿、お楽しみに!
- 2012/09/19(水) 01:57:24|
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超ボーマス20で頒布する1stアルバム「Sweetopia」のクロスフェードデモを投稿しました!
全10曲で、曲目はこんな感じ。
01. 消失セレモニー
02. Gutenbergの森
03. 斜めの塔
04. Buffon
05. こうして僕、幸せが生まれた
06. theoful
07. Parade Song(sweet remix)
08. 幸せの定休日
09. 世界の8日目
10. 遍在のSweetopia
アルバムのテーマは「幸せ」で、歌詞は全部つながっています。
消失セレモニーが一曲目なのも、その理由からです。
このCD全体でSweet Trioの世界が味わえる、そんな内容です。
お楽しみにっ!
ジャケットとデザインは「こう僕」でおなじみのふゆ先生がやってくれました!
めっちゃかわいいジャケットなので、是非実物を手にとって見て欲しいですねー。
7曲目はinaryさん(はやくP)の稀代の名作「Parade Song」のremixです。
Sweet Trioで自由にアレンジさせてもらいました。
以前からアレンジしようしようとずっと温めてきた曲を、この機会に出せてすごく嬉しいです。
remixを快諾してくれたはやくたんに感謝感謝!
というわけで、みんな本家見よう!
個々の曲について話したいことはたくさんありますが、それはまたの機会に。
あっ、頒布場所などの情報を忘れてました。
サークル名:
ハンペン甲子園場所:I-29, 30
頒布予定価格:1000円
まだ追加情報があるとは思いますが、ひとまず。
では、ボーマス20で会いましょう!
幕張で、僕と握手!
- 2012/04/15(日) 12:22:36|
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冬もぐらさんの新作に、「こうして僕、幸せが生まれた」を使っていただきました。
こんな作品です。
先日、VOCALOID CINEMA PARTY 2012というイベントで上映され、当日は上映後に冬もぐらさんと前でちょろっとトークしたりなんかしました。
周りは10万再生超えクラスのすごい作品だらけで終止萎縮していた冬もぐらさんと僕でしたが、作品はすごく好意的な評価をもらえて光栄でした。
作品中にどの動画を入れるかは、霜月六花*さんがアドバイザーとして参加してくれて、3人であれこれ考えました。
(ここらへんは僕はあまり貢献できてない。)
なかなかツボを押さえたセレクションになっていると思います。
で、動画の詳しいことは冬もぐらさんに譲るとして、作曲者の自分として書きたいのは、動画と音楽の絡みについて。
この作品は「こう僕」とうまく絡みながらも、ちょっと新しい「こう僕」の解釈を与えてくれたように思います。
書き出すとキリがないので、以下、ひとつ大きなポイントだけ。
前の記事でも書いたとおり「こうして僕、幸せが生まれた」は幸せが生まれるまでをモチーフにした作品で、擬人化した幸せが「僕」として歌う形で進みます。
一方、冬もぐらさんの作品では、この「僕」がミクとして現われていると見ることができると思います。
そこでふと思ったのが「僕はまだ生きるのに、少しだけ足りないから」という歌詞との絡み。
この歌詞を冬もぐらさんの動画との絡みで置き換えると、以下のようなことが出せるでしょう。
ボーカロイドはまだ生きるのに、少しだけ足りないどうでしょう?
この問いにどういう印象を持ったでしょうか?
たぶんこの問題自体は曖昧な点をいくらでも含んでいて、いろんな形で定式化可能です。
たとえば、ボーカロイドという言葉でキャラクターを指すのか、音声合成の技術を指すのか、文化現象の総体を指すのか。
それによって「生きる」ということや、「少しだけ足りない」ということの意味が変わってきます。
それでも、この点を考えながら動画を見返すと、また新しい点が見えてくるように思います。
まぁ、僕はミクSweetがいつ画面から出てきてくれるのかっていうところでどうしても考えてしまいますがウェヒヒ^q^
あとそうだ。
終盤で2人のミクが並んで歩くシーンがありますが、背景はVOCALOIDの打ち込みをするエディタ画面です。
そこにピアノロール(楽譜の音符に相当する)という棒が出てきますが、これは「こう僕」のメロディラインになっていて、曲と同期してるんですね。
こういうような小さなネタがたくさん詰まってるので、ぜひ何回も見て欲しいです。だからもっかい貼ろうっと。
ではでは。
- 2012/03/20(火) 22:21:14|
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花粉症の季節ですね。でも普通に風邪で鼻水がとまらないほのづきです。
以前「書くかも」と言いつつ放置になっていたことについて。忘れないうちに。
「theoful」についてです。こんな作品でした↓
この作品では3声の絡みを以前の作品より重視しました。
特に最後のサビでは、言葉の音声上でも意味上でも、センターと右の声とで混じったり、3声で繋がったりしています。
たとえば、センターと右との歌詞とでは、最初の二音ずつ繋げて通してみると
「手をただ振る今、白い岬」
となります。この調子で後の同じ形の旋律を示すと、
「呼びあい、蒙昧、混ぜあう」
「手をもう振ることなき永久」
「術なく手を切る、最後は」
ってな感じです。
色々な方と話すうちに、なかなか気づいてもらえていなかったようなので、ちょっと書いておく次第です。
とりあえずこれでどうして最後の方の"ao"が赤いのか明らかかなぁ、と。
ほかにも細かいところはありますが、とりあえず、備忘録的に。
あと、これを踏まえた上ですちさんの絵を見返すと色々発見とかあるかもしれません。特に手のあたり。
いろいろ探してみてください。
- 2012/03/14(水) 01:17:17|
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